ペンション グリーンディッシュ

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気になる記事(2011/9〜2009/2)

  毎日読んでいる新聞の中で、気になった記事を独断と偏見?でスクラップ的に
 集めた「気になる記事」のバックナンバーです。


その(53)

  朝日新聞朝刊、読者の投稿を掲載する「声」から、2011年9月24日“レジでの個別支払い
 やめよう”(神奈川県藤沢市、無職、70歳の投稿)を引用します。

  ファミリーレストランなどで、5〜8人ぐらいのグループが、いざ会計の段階で一枚の伝
 票をレジ係に渡し、一人ずつの個別支払いに応じてもらっている光景をよく見かける。たい
 ていは後ろに会計の順番待ちをする他の客が並んでいても知らん顔のようだ。時にはレジ係
 に「まとめてお支払いをお願いできませんか」と懇願されていることもある。
  個別支払いの場合、レジ係が電卓片手にメモを取り、額に汗を浮かべながら対応している。
 その姿を見て、このグループの一人ひとりはなぜこの光景を冷静に見ていられるのだろうか
 と疑問に思っていた。
  「お金を支払う客の要望を店が聞くのは当然だ」という主張はある程度は理解できる。だ
 が最近の風潮は、それがどんどんエスカレートし、まるで王様と召使の関係であるかのよう
 な接客態度を当然視するようになっているのではないか。
  グループで食事やお茶を楽しんだ後は、誰かが一括で立て替え、後で立て替えた者にそれ
 ぞれが払うという方法が、他の客にも迷惑をかけない方法ではないか。店には割り勘のため
 に必要な小銭の分の両替だけ頼めばいい。「私はお客」というふんぞり返った気持ちを少し
 だけ変換する心の余裕がほしい。

  宿での個別支払いはあまりないので、さほど問題にはなりませんが、問題は投稿者も感じ
 ている最近の風潮では…。「私はお客」というふんぞり返った態度や話し方が近頃は目立ち
 ますし、何かお願いや注意をちょっと言ってしまうと、後でネットの“クチコミ”に「小言
 を言われた」とか「口うるさい」とか書き込まれてしまうこともあります。“クチコミ”を
 店を選ぶ拠り所にしている人も多いようなので、不況の折、悪評を嫌って何も言えないとい
 う施設もあるようです。それも風潮がエスカレートしている一因かも。最近はサービスでも
 何でも過剰気味では…それがサービスをする側(お店など)とされる側(お客)双方に余計なス
 トレスを生んでいるように思われます。

その(52)

  朝日新聞朝刊、読者の投稿を掲載する「声」から、節電について、2011年7月27日“節電
 を強いられ不快な旅行に”(千葉県船橋市、会社員、33歳の投稿)とそれに対して、2011年
 8月4日“不便さ、良い思い出に変えて”(埼玉県行田市、調理師、53歳の投稿)を引用し
 ます。

  先日、家族で大震災後初めてとなる旅行に出掛けました。ですが帰宅後、もう当分、旅行
 はやめようというのが家族の感想でした。
  行き先は関東の温泉で、最大700人が宿泊できる大規模ホテルを利用しました。館内の
 あちこちに「節電」と書かれた紙が張り付けてありました。そして自動ドアは手動に。サウ
 ナも停止。夜間も照明が落とされて薄暗く、エアコンも弱めで館内施設は蒸し風呂状態でし
 た。食事会場も同様で、従業員の顔からは汗が流れ落ち、肌着で食事する男性客までいまし
 た。
  国難だから、憩いを求めてくる旅行客にも節電を強いるのは仕方がないことなのでしょう
 か。電力消費のピークの午後2時を中心に2時間程度の節電で足りるのではないでしょうか。
 薄暗く蒸し風呂のホテルに、お金を出して泊まりたい人がいるでしょうか。節電が経済回復
 の足かせになりかねないと思わずにいられない体験でした。

  これに対して

  「節電を強いられ不快な旅行に」(7月27日)を読みました。私の家も小さな食堂で、「節
 電」を呼びかける張り紙をしています。おかげさまで、エアコンや電気はお客様の方から
 「消していいよ」と言ってくださることもあって助かっています。ときにはその一言が、私
 たち働いている者への感謝の言葉に聞こえることもあります。
  だから自分が客の立場になったときは、同じように接したい。「せっかくお金を出してい
 るのに」という気持ちはわかりますが、不快さを良い思い出に変える努力もしたいと思うの
 です。
  友人から届いた暑中見舞いに「暑さを楽しんでください」とありました。せっかくの暑い
 夏に汗もかかないのは変です。便利になりすぎた現代、逆に「不便を楽しむ」くらいの気持
 ちでこの夏を楽しんだ方が良いと思います。

  うちも宿として張り紙こそしていませんが、「節電」に励んでいます。前の投稿は少し誇
 張を含んだと思われる表現でお客さんとしての感想を書かれていますが、ちょっと思い違い
 をしていませんか、と言いたかったところでした。やはり他にもそう思われた?方がいらし
 たようです。後の投稿、そのとおりです。

その(51)

  地元の伊豆新聞(2011年6月23日)、「潮の響」(朝日新聞では天声人語にあたるところ)を
 引用します。

  本誌連載の伊豆ジオパーク「世界認定を目指して」は、昨日で第4部が終了した。ジオサ
 イトの紹介は今後、5・6部と続くが、伊豆に「こんなに多くの候補地になり得る場所があ
 ったのか」と驚く人もあろう。紹介しているのは第一級のサイト候補50カ所。このほかに
 も知ってほしい場所は数倍もあって実に多彩だ。
  そのジオパークの拠点となるのが事務局が置かれ、観光客のための情報提供機能を備える
 とともに、ガイドの駐在するビジターセンターである。小山真人静岡大教授は「道の駅、観
 光会館や公民館、大型の土産販売所などの一角で十分」と言っている。だが、先進地の多く
 には博物館的な展示を兼ねた施設が整備されている。財政事情が厳しい折にハコ物はどうか
 …といった意見もあろうが、県立の自然史博物館を併設したビジターセンターはできないか。
 鉱物や岩石、植物や昆虫、動物(標本)などを収蔵・研究・展示する自然史博物館がない都道
 府県は数少ない。本県はそのひとつ。お隣の神奈川には十指に余る施設があるとか。学術的
 価値の高い施設が伊豆にもほしい…筆者はそう願う一人だ。
  伊東市の一碧湖畔に休業中の美術館とホテルがあり、ここはそんな施設に最適の立地であ
 る。現施設をそのまま生かすことも可能か。実現すれば伊豆の新たな観光拠点にもなるだろ
 う。県中西部に比べ県の支援が薄いといわれる伊豆だ。相手のある話だが、川勝知事や地元
 推進協には一考を願いたい。

  ジオパークとは「科学的・文化的に貴重な地質遺産を含む自然公園。地質学(geology)と
 公園(park)を組み合わせた造語。地域の地史や地質現象を示す地質遺産を保全し、地球科学
 や環境問題の教育・普及活動を行うとともに、観光資源として地域の活性化に役立つもので
 あり、地質災害に対する理解や防災への取組みにも貢献するものとして期待されている。」
 というものですが、一碧湖はまさにこれに相応しい所です。
  休業中の美術館・ホテルというのはユニマットが2009年まで経営していた、一碧湖美
 術館・一碧湖香りの美術館・一碧湖ホテルのことです。閉鎖されてからもう2年が経ち、前
 を通るたびに「これほどの施設が休業中とはもったいない、何とかならないものか」と思っ
 ていましたが、廃墟になる前にそういう施設に生まれ変われば本当にいいのですが…。

その(50)

  地元の伊豆新聞(2010年11月23日)、「潮の響」(朝日新聞では天声人語にあたるところ)を
 引用します。

  お犬様がペンションを救う?、レストランや宿などで嫌がられてきたペット同伴。なのに
 伊東市の伊豆高原は今や、わが国を代表するペット観光の先進地になってしまったようであ
 る。同地区でペット専門のペンションがオープンしたのが11年前。「『ペットも泊まれま
 す』的な宿は一般客から白い目で見られ、辛かった。ならばペット同伴でなければ泊まれな
 い宿を、の発想だった」というのがオーナーの弁。東伊豆町近くまで「伊豆高原」を名乗る
 施設もあって、範囲は広いが、「ペット宿泊可」まで含めば、100軒を超える勢いらしい。
 熱海保健所が許可している同地域のペンションが200軒弱。その半数を占める。組織化さ
 れていないため、正確な実数は掴みにくい。市内にペット宿泊可の大手ホテルまで出現。
 「ペット同伴」が集客の付加価値になっているのは間違いあるまい。同地域の先進性は、ペ
 ット同伴のレストラン、カフェ、美術館、観光船…などが揃っていること。塩味を抑えた干
 物店もあって、ペット客に喜ばれているというから驚く。情報は口コミに加え、ネットでも
 流れており、100軒近くのペンションが営業できている背景でもあろう。ただし飽和状態
 から、自然淘汰の危機を常に孕んでいる。年間30万を超える殺処分の犬・猫がいる半面、
 飼い主と一緒に幸せな旅行ができるペットもいる。「仲間たちと殺処分を待つ犬をもらい受
 ける努力を続けている」と語るオーナーもいた。

  前から何となく多くなってきたと感じていましたが、100軒を超える勢いとは…。うち
 ではペットを飼っていませんし受け入れもしていませんが、家族みんな犬好きで、できれば
 飼いたいと話すこともあります。でも、近頃ちょっと犬が多過ぎませんか?。さくらの里や
 一碧湖畔でも人出の多い時に犬も多くてちょろちょろしていて鬱陶しい限り。要らぬトラブ
 ルも起きています。ブームが加熱すると意識の低い飼い主が多くなるのでしょう。施設側も
 多くはブームの便乗組では、それが商売上手と言えばそうなのかも。自分のところのペット
 の飼い方はさておいて、マナーの悪いペット連れが多いとか言っています。盲導犬でもなけ
 ればそんなにできた犬や飼い主がいるわけもないのに。加熱気味のペットブームもようやく
 峠でしょうか。個人的には、どこもかしこもペットOKにはなってほしくないですね。

その(49)

  伊豆新聞(2010年5月22日)、“大室山、国の天然記念物に”を一部抜粋して引用します。

  国の文化審議会は21日、川端文部科学相に対し、伊東市の大室山を国の天然記念物(地
 質・鉱物)に指定するよう答申した。大室山は約3700年前の単成火山の噴火で形成され
 たスコリア丘で、ほぼそのままの状態で保存されていることなどが評価された。火山全体が
 天然記念物に指定されるケースは珍しく、全国で4例目、県内では初めて。伊豆半島ジオパ
 ーク(地質遺産)構想の弾みともなりそうだ。
  大室山は伊東市南部に位置する標高580m、底面の直径1000m火山。噴火の際にス
 コリアと呼ばれる黒っぼい軽石が降り積もってできた。おわんを伏せたような曲線美を持ち
 山頂の火口は直径250m、深さ75m。噴火で流れ出た溶岩は伊豆高原の大地をつくり、
 一部は城ケ崎海岸を形成した。
  山体は噴火以来ほとんど浸食を受けておらず、700年の伝統を誇る山焼きによって樹木
 が生育していないため、スコリア丘の特徴を良く保っている。大室山はわが国を代表する自
 然現象である火山のあり方を示す標本として、また単成火山という噴火様式の典型例として
 重要と評価された。
  答申を受け数カ月内に告示され、正式に指定される。国の天然記念物は今月21日現在、
 982件。このうち、火山の山体指定は、北海道洞爺湖南岸の「昭和新山」(溶岩ドーム)
 九州雲仙普賢岳の「平成新山」(同)、秋田県男鹿市の「一ノ目潟」(マール=爆裂火口)
 の3件のみ。スコリア丘の指定は大室山が全国初となる。

その(48)

  朝日新聞朝刊、読者の投稿を掲載する「声」から、2010年4月1日“ネット頼りの旅行で
 苦い思い”(千葉市緑区、コピーライター、46歳の投稿)を引用します。

  旅行計画を立てる際、観光・交通情報の入手から宿泊先予約まで、今は全てネットに頼り
 きりだ。ひと昔前の、地図や電話帳をにらみつつダイヤルしていた頃とは雲泥の差といえる。
 労力と時間が大幅に減ったのは実に喜ばしい。ただ、そのネット情報で最近は、何度か苦い
 思いを味わっているのもまた事実だ。
  それは宿泊施設のホームページ(HP)の内容のこと。ホテル・旅館・ペンション・民宿に
 至るまで、HPはみなとても見栄えがいい。豪勢な料理画像は胃袋を一瞬でわしづかみにし
 館内や温泉、客室の画像は至福の時を思い描かせてやまない。そんなHPにつられて予約す
 る向きは多いことだろう。
  しかし近頃は、宿泊施設の実態がHPとあまりにもかけ離れてきていないか。こちらの誤
 った解釈ではなく、料理からサービス、施設までHP文句と大きく異なる。先日の宿など部
 屋暖房さえ利かず終始、詐欺同然の扱いだった。パンフレット時代にも似たことはあったが
 現在ほど露骨ではなかったように思う。

  ホームページ(HP)も広告の一種なので、広告と実際が違っているというのは昔?も今も
 よくあることでは。特に今の広告はよりビジュアルになっている分、現実との落差が目立つ
 のかも。きれいな写真や動画に目を奪われることなく、HPの内容をよ〜く読めば、その宿
 のポリシーが感じられるはず。それが感じられない宿のHPは、その道のプロにまるまる依
 頼して作ってもらった、かっこいいだけのHPです。といっても地味な感じのHP…うちの
 もかなり地味ですが…には皆さん目もくれない、というのも事実では。

その(47)

  朝日新聞(2010年3月18日朝刊)の経済面から“「無炎・無煙」のたばこ、JT5月から
 発売、公共の場所もOK?”を引用します。

  日本たばこ産業(JT)は5月中旬、火を使わず煙が出ないたばこ「ゼロスタイル・ミント」
 を発売する。たばこの葉が詰まった専用のカートリッジをパイプ状の本体に差し入れて吸う
 「かぎたばこ」で、周りへの煙やにおいを気にせずに、たばこの味や香りを楽しめるという。
  東京限定で売り出し、販売地域を順次、広げる計画。ニコチンは軽めのたばこの20分の
 1程度で、呼気からのにおいも気にならないとしている。JTの小泉光臣副社長は17日の
 記者会見で、禁煙場所での利用について「ビルや店などの判断にもよるが、煙が出ないので
 様々な場所で吸える」と強調した。
  公共施設での全面禁煙を求める通知を全国の自治体に出した厚生労働省は「公式な見解で
 はないが、受動喫煙のリスクがなければ構わないかもしれない」(生活習慣病対策室)として
 いる。
  本体1本とカートリッジ2本入りは税込み300円、詰め替え用のカートリッジ4本入り
 は400円。

  火を使わない、煙が出ない、においも気にならない、というのはいいですね。ただ、これ
 で喫煙者が満足できるか…。

その(46)

  朝日新聞朝刊、読者の投稿を掲載する「声」から、ホテルのラウンジへの食べ物の持ち
 込みについて、2009年5月4日“ホテルでたい焼きダメなの”(東京都文京区、主婦、62
 歳の投稿)とそれに対して、2009年5月12日“食べ物持ち込みルール違反”(東京都千代
 田区、不動産業38歳の投稿)を引用します。

  娘の姑としゅうとが上京し、東京見物の一日に私たち夫婦もご一緒した。下町のツツジ
 を見たいといい、「文京つつじまつり」へ。花まっ盛りの根津神杜の境内を散策した。
  次に、下町で人気のたい焼き二つを買い、一つは女性2人で食べた。お茶を飲もうと、
 1年前に娘たちの結納を交わしたホテルヘ向かった。
  ロビーラウンジで案内された席に座った。間もなく運ばれてきた紅茶の器をほめていた。
 テーブルには小袋に入った小ぶりなたい焼きが一つ。夫としゅうとが半分に割って、口に
 入れようとした。その時、蝶ネクタイに黒い背広のウエーターがすぐさま近寄り、「飲食
 の持ち込みはご遠慮を」。
  音を立てて食べたのでも、弁当を広げたのでもない。男2人がたい焼きを半分こしただ
 けだ。私はにわかに信じられなかった。
  口にした男2人はニコニコしていた。私は、ひと言文旬を言いたかったが我慢した。そ
 んなに不作法だったのだろうか。客に恥をかかせるようなしゃくし定規な注意ではないか。
 庭園は広大で歴史があって木々は美しいが、もてなしに疑問が残る。興ざめしながら、紅
 茶代数千円を支払った。

  これに対して

  「ホテルでたい焼きダメなの」(4日)で、融通の利かない店との指摘がありました。気
 持ちは分からないでもなく、目くじらを立てる必要もないでしょう。しかし、自分勝手な
 意見ではありませんか。
  たい焼き半分を許せば一つを断れません。そして、4人で一つずつも。それならハンバ
 ーガーやお弁当もOKでは……。人の感覚は個人差があり、その常識も千差万別。だから
 こそのルールではないでしょうか。
  最近、スーパーで小型犬を抱いて買い物をする方を見かけます。では、小さなヘビだっ
 たらどうでしょう。当人には可愛いペットでも、怖がる人が少なくないはずです。
  私たちがサービスを受ける際、そのお店や企業の事情を踏まえたルールを守ることが前
 提です。もし、そのルールが理不尽なら自然淘汰されるでしょう。身勝手な考え方が横行
 しておりモラルの低下が進んでいます。だからルールが増えて、住みにくい世の中になり
 つつあります。いま一度、モラルというものを考え直すきっかけになりました。

  飲食物の施設への持ち込みについては、私達施設側とお客さんとの感覚の違いを感じま
 すね。ちょっとした物でも、飲食物を提供して商売をしているところへ飲食物を持って行
 って食べるというのはね…。プライベートで利用できるところでは、多少ならまあいいと
 しても、一応パブリックなところでは、他の人もそれを見て同様なことをするかもしれま
 せんよね。こういうことは、元は小さくても必ずエスカレートしていくものです。ディズ
 ニーランドでは飲食物の持ち込みを制限(それほど厳しくないとも…)しているとか。そこ
 ではそれに従うのに、他のところに対してはクレームをつけるのはどうしてでしょう?

その(45)

  朝日新聞(2009年2月11日朝刊)の生活面から“飲食店のたばこ7割「不快」、うち6割
 「二度と行かない」、製薬会社調査”を引用します。

  喫煙者、非喫煙者各400人を対象にした調査で、飲食店でたばこの煙で不快な経験をした
 人は全体の約7割にのぼり、うち6割は「同じ店には二度と行かない」と考えていることが分
 かった。調査した製薬会社ファイザーは「飲食店には全面禁煙を含め、さらなる受動喫煙対策
 が求められている」としている。
  調査は昨年10月、インターネットで実施。週に1度以上飲食店を利用する全国の計800
 人から回答を得た。
  たばこの煙で不快な思いをしたことがあるのは、全体の67%にあたる538人。非喫煙者
 だけでは88%、喫煙者でも47%が経験していた。
  不快な思いをした人の8割は、禁煙席を選んだのに、たばこの煙が流れてきて嫌な思いをし
 たと回答。店の分煙対策が徹底されていないことに不満を感じていた。
  さらに、その店を今後「利用しない」と63%が答えた。
  飲食店での禁煙を法制化することについては、非喫煙者の76%、喫煙者でも27%が「賛
 成」と回答した。
  禁煙対策がとられていないと不快に感じる飲食店は、複数回答で「高級レストラン」が76
 %と最も多く、次いで「ファミリーレストラン」(64%)、「カフェ・喫茶店」(58%)だっ
 た。
  受動喫煙対策について研究している産業医科大の大和浩教授は「喫煙席のたばこの煙は天井
 部分で拡散し、空調によって混ぜられて禁煙席にも流れてくる。確実に利用者の健康を守るた
 めには、やはり店内を全面禁煙にする必要があるだろう」と話している。

  個人的にも、飲食店は全面禁煙がいいです。


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